ROBOTS[DYING MUSIC:TER-25003]
リリースインフォメーション
CD情報
- DYING MUSIC
- 2007-09-05/TER-25003/定価:¥2,619(税抜価格 ¥2,381)/アルバムCD
- 元 JUDY AND MARY のTAKUYA率いるROBOTSが8年ぶりとなるアルバムを発売!
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- TAKUYA コメント
- 『ROBOTS CD デビュー10周年と言う事もあり、気合い入れてアルバムを作りました。渾身のロックギターアルバム!!是非聴いて下さい。』
- バンド史上最高のR&Rアルバムが誕生!
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ご存知TAKUYA率いるROBOTSの3rdアルバムであるが、敢えて「ROBOTSというバンドのファーストアルバムである」と言い切ろう。というのはEPIC時代の2枚はROBOTS名義ながら参加したオリジナルメンバーはTAKUYA以外にはSHIGEだけであり、あくまで "Judy And Mary(JAM)のギタリストTakuya" のソロプロジェクトとしての色彩が濃かったからだ。
結成15年の歴史を持つバンドではあるがオリジナルメンバーは上記の二人、しかしここ数年は2ndアルバムから参加のHITOKI、名うてのドラマーJAH-RAHを加え、この4人でROBOTSとして精力的にライブを重ねてきた。
このアルバムを一聴すれば以前の2作との違いは歴然とする。そしてTAKUYAが(ROBOTSの2nd以降JAM解散を経てソロアルバムを2枚リリースしているが)ここでもう一度ソロをやるのではなくROBOTSに還ってきた理由を、TAKUYAファンのみならず誰もが納得するはずだ。
バンドサウンドの圧倒的なパフォーマンスが、希少なオリジナリティを持ったギタリストTAKUYAの、そしてここに来て一気に開花したロック・ヴォーカリストとしての彼の魅力がフルに詰まった疾走感溢れるこのロックンロール・アルバムで、ROBOTSは新たな歴史を刻もうとしている。
また911のテロをマンハッタンで目の当たりにしたというTAKUYAの歌詞世界に共感を覚える人も多いだろう。同時にパーティ気分なR&Rでは意味のない言葉が溢れ、本音と逆説、シリアスと大馬鹿が混在するところもまさにロケンロール!随所に聞けるスクラッチやブレイクビーツ、ギタープレイでのさまざまなアイデアやひらめきも余すことなく詰め込んだ楽曲群。そしてアルバムを通して流れるユーフォーリア(高揚感)は稀代のメロディメーカーTAKUYAならではのポジティヴなメッセージである。
アルバムタイトルのDYING MUSIC。オープニングトラックのTHE EARTHで歌われる瀕死の地球のダイイング・メッセージにかけたというこのタイトルを直訳すれば「死にゆく音楽」であるが、これもROBOTSなりの逆説であり、D.M.C.(デトロイト・メタル・シティ)に引っ掛けたすっとぼけたジョークなのだ。
レコード会社との契約が切れると同時にバンド解散に追い込まれる様をいくつも目にしてきたTAKUYAは、このバンドをそんな陳腐なポジションにおとしめるものかと固く決意している。DYING(死にかけ)どころかライフワークとして永続させるべく、このバンドの歴史は新たに始まったばかりなのである。
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