Youjeen
リリースインフォメーション
CD情報
- The Doll
- 2001-07-25/TECI-1021/定価:¥3,190(税抜価格 ¥2,900)/アルバムCD
- J(ex.LUNA SEA)プロデュースで衝撃的なデビューを飾った驚異の女性ロック・ヴォーカリストYoujeenの1stアルバム!
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Apple for your thoughts
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HEY JERKS
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HAPPY HAPPY DOLL
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WITCH
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ANOTHER
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Someday
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Fly away
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HIGHER〈English Version〉
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Imitation,....you
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Good-bye
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Beautiful Days
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Apple for your thoughts
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- Welcome to「破壊」と「創造」のワンダーランド
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いきなりYoujeenに難問をぶつけた・・自分が1リスナーだとして、この1stアルバム『The Doll』全編から見えるYoujeenとは、どんなヴォーカリストなのか?「シリアスに生きてる、ダイレクトなロック・シンガー(笑)」……うん、確かに。
"HEY JERKS" 、"Someday" 、2枚のシングルだけで、聴く者の心をわし掴みしたYoujeenのアルバムが完成した。やはり期待と予想を5万光年は軽く超えるハイポテンシャルを魅せつけた、この「危ない童顔女」は。 ストイックな凛々しさすら香るJとフランツによる楽曲の数々は勿論、魅力的だ。しかし彼女の唄は、恩知らずにもその音を蹂躙しまくるのだ。突然夜道で袋叩きに逢った的な、身も心もボコボコにされるハードコア・ヒップホップ" Apple for your thoughts" 。 何故かアルプスの少女ハイジ的爽やかさを強引に醸し出すバブルガム・メタル "Fly away" 。彼女のペルソナの核である、抑圧と葛藤の末の「虚無感」が遂に明らかになった「女デヴィッド・ボウイ」ばりのアコースティック・サイケ "Good-bye" 等々…シークレット・トラックを含む曲全てが、「精神のCTスキャン」と化して我々の病巣を、情け容赦なく暴き出す。
彼女の唄には、「破壊」と「創造」が同居している。それこそが、彼女ならではの「攻撃的でポジティブな虚無感(←しかし凄いレトリックだなこりゃ)」の正体なのだ。知らず知らずのうちに、虚無感を抱えてる我々が、Youjeenに共鳴するものも至極当然の事か。さあもう一度聴いてくれ。
by 市川哲史
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