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商品情報
- ASIAN BREEZE ~JAY CHOU COVERS~
- 2008-07-23/TECI-1190/定価:¥1,885(税抜価格 ¥1,714)/アルバムCD
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今や台湾のみならずアジアを代表するスーパー・スター、ジェイ・チョウ。
全曲ジェイ、自らの作曲楽曲を収録。
ヴォーカルの無いインストゥルメンタル・アルバムでさえ、彼の持つソング・ライティング能力の高さがうかがえます。
新しいJAY WORLDへようこそ!
Liner notes
第一部 中國風
R&Bをベースに歌詞やアレンジで中国の伝統的な要素を取り入れた、独特の音楽スタイル。
- 千里之外/遥か彼方
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遥か彼方に見送った、生死もわからない想い人を生涯かけて待つと詠う、韻を踏んだ文語調の美しい歌詞をナツメロ風の浪漫あふれるメロディにのせた、ジェイ・チョウ的中國風の集大成。
台湾の国民的男性歌手・費玉清(日本なら美空ひばりに匹敵)とのデュエットが話題に。 - 上海一九四三/上海1943(イージゥスーサン)
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古びた写真でしか知らない父母の故郷・上海への憧憬。原曲では2コーラス目のサビ前に一瞬変拍子が出現し、華やかなりし上海の「あの時」から止まってしまった時の流れを表している。
こんな風にジェイの曲には音楽的な演出が多く見られる。 - 青花瓷/染付の花瓶
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女性の美しさを白地に青い花の絵が描かれた伝統的な陶磁器に喩えた、中國風最新作。
今年の旧正月の大晦日、中国の国営テレビが放映する紅白歌合戦のような番組にジェイはこの歌をひっさげて登場。
視聴率も番組放映後のダウンロード数もブッチギリだったとか。 - 東風破/東風破(トンフォンポー)
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4thアルバム「葉恵美」(お母様のフルネーム)に収録され、ジェイ的中國風を確固たるものにした記念作。
「酒を飲んで去った人を想う」という、宋代に流行した詞(一句の長さが不定型な韻文ジャンル)の定番テーマに沿った歌詞を、R&Bビートに乗せて淡々と歌った前代未聞のスタイルに、中華圏の若者は完全にノックアウト。 - 髪如雪/Snow-like Hair
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R&Bテイストの強いビートをベースに、漢詩さながらの美しい古典調の歌詞で綴られた、超時空的愛情物語。
自ら監督したMVも前世と現世がテーマとなっていて、思わずストーリーに引き込まれてしまう。
第二部 電影
出演した映画のために書き下ろした楽曲。映像との結びつきが特に強い、現代の音楽絵巻。
- 一路向北/All The Way North
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初主演映画「頭文字D ~The Movie」のエンディング曲。
ジェイ扮する主人公が初恋の夢破れ、涙目でハンドルを握るエンディングに「君の季節を離れ 僕は一路北へ…」と歌い上げる切ないサビがマッチする、ほろ苦系バラードの大傑作。 - 菊花台/菊花台(ジュイホアタイ)
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チャン・イーモウ監督の時代絵巻「王妃の紋章」のエンディング曲。
ドラムを使わず東西のアコースティック楽器でまとめたオケと2オクターブ近い旋律で歌い上げた原曲は、豪華絢爛な映像や壮絶なラストシーンにも負けない、圧倒的な存在感を放った。 - 不能的秘密/Secret(映画「言えない秘密」エンディング主題曲)
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今夏日本で公開予定の初監督映画作品「言えない秘密」の主題歌。
衝撃のラスト・シーンで心にぽっかり空いた穴を暖かい涙で満たすような、心温まる名曲。 - 周大侠/マスター・チョウ(映画「カンフー・ダンク!」エンディング主題曲)
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同じく今夏日本で公開予定の「カンフー・ダンク!」の主題歌。
ドタバタ・アクションシーンを盛り上げる、原曲はベンチャーズ・チックな痛快面白大活劇風。今年2月の日本武道館公演では、津軽三味線を演奏してこの曲を披露。
第三部 其他
ジェイ・チョウの音楽世界を堪能できる、珠玉の作品たち。
- 七里香/シルクジャスミン
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既存リリースのアルバム8作中、曲名がアルバムタイトルになっているのはこれだけ。
あふれる愛を存分に歌ったジェイ・チョウの代表作にして、コンサートの定番大合唱ソング。「七里香」とは沈丁花の別名で、七里離れた遠くまでその香りが漂うことからこう呼ばれるとか。 - 彩虹/虹
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切ないラブソングの真骨頂。彼女が去った喪失感を広大な天空をバックにギターを爪弾きひとり語り。
タイトルの「虹」は、主人公の涙と美しい空の掛け合わせということか。 - 同一種調調/同じような調子
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同じようなノリを持つ仲間との共通性を歌った歌。
原曲では痛快なヒップホップが突然タンゴになるなど、正に「俺たちにしかわからないノリ」を地でいくようなアレンジを展開。 - 黑色幽默/ブラックユーモア
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「幽默」は「ヨウモー」と発音し、ユーモアの音訳。
彼女から別れを切り出され、「そんなキツイ冗談、理解できないよ」と慌てふためく主人公の動揺ぶりが中盤からの転調に次ぐ転調と見事にリンクする、音楽の作り上、非常に面白い作品。 - 麥芽糖/Meltose
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牧歌的な背景で小気味よいメロディが織りなす、甘くとろける初恋讃歌。歌詞にはところどころ、タイ語がちりばめられている。
- 最長的電影/いちばん長い映画
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二人の歩んだ道のりを長い映画に見立てたストーリー。「記憶を凍らせるために もう少し僕に時間をくれ」と絶叫するサビの末、結末やいかに…。
選曲+解説:赤池晴子(協力:Mingyue)
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