オムニバス[大人たちのオアシス1:TECN-25946]
商品情報
- オムニバス
大人たちのオアシス1 - 2003-11-21 / TECN-25946 / 定価:¥2,619(税抜価格 ¥2,381) / アルバムCD
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ホッとひと息…。やすらぎのBGM。
潤いのひと時をメロウに包み込む70年代 / 80年代ジャパニーズAOR名曲コンピレーション。 -
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早起きの青い街
小坂 忠 -
エトランゼ・ブレイク
真梨邑ケイ -
サンデー・モーニング
菊池ひみこ & DEAD END with アーニー・ワッツ -
安らぎの朝
森山良子 -
シティ・ドライブ
山根麻衣 -
サマーラブ・アゲイン
かまやつひろし -
Every Night & Day
門 あさ美 -
恋人のいる風景
長谷川きよし -
或る日
ザリバ -
扉の冬
吉田美奈子 -
空いっぱい
シローとブレッド & バター -
ハイビスカス・レディー
マキシマム -
12時の賛歌
かまやつひろし -
憂鬱な午前5時
藤 真利子 -
朝は好きかい
小坂 忠 -
夜明けのララバイ
憂歌団
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早起きの青い街
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- 商品解説
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もともとアメリカの音楽業界において "Album Oriented Rock"、もしくは "Album Oriented Radio" の略として、ピンク・フロイドやレッド・ツェッペリンなど、シングルよりはアルバムに重点を置いているアーティストの作品を意味するジャンル用語として70年代後半あたりから使われてきた言葉<AOR>。
現在でもブルース・スプリングスティーン、ニール・ヤング、スティーリー・ダン、ジャーニー、サンタナ、イーグルス、フリートウッド・マック等の作品は、AORというジャンルで括られていることが多い。しかし、これはあくまでも米国での話である。日本では "Adult Oriented Rock" という独自の解釈の下、マイケル・フランクス、ボズ・スキャッグス、クリストファー・クロス、ボビー・コールドウェル、エア・サプライといったアーティストたちの作品がAORと称されて売り出されていった。
これらの作品に共通するキーワードは、「聴いていて心地よい、BGMに最適な音楽」。
ヘヴィなロックを敬遠する大人のロック・リスナー向けの音楽という意味では、80年代の米音楽業界で使われ始めた<Adult Contemporary>(略して"AC")に近いニュアンスである。このように日本では本来の意味合いとは異なる解釈で認知されていったAORだが、<シティ・ミュージック><リゾート・ミュージック>といった別称(蔑称?)も生み出しながら、80年代初頭に隆盛を極めたカフェ・バーの定番BGMとして、また、若者たち(特に若いOLたち)の生活のBGMとして機能・定着していく。
日本独自の解釈で伝播したAORは、80年代バブル経済期の享楽的な社会背景の中で大きく育っていったのである。『大人たちのオアシスVol.1』『同Vol.2』は、この日本におけるAORの意味合いを、さらに「大人たちにやすらぎをもたらすBGM」と拡大解釈して、コンチネンタル(テイチク)、フィリップス、ショーボート等のレーベルが所有する70年代~80年代(一部60年代作品も含む)の日本のロック / ニューミュージック作品の中から、現代人の疲れた心を癒してくれる、まさしくやすらぎの名曲を厳選。
深夜から夜明け、早朝に至る街をイメージした『DAYBREAK MENU』(TECN-25946)と、黄昏れ時から深夜の大都会の風景をイメージした『MOONLIGHT MENU』(TECN-25947)の2作に分けて収録したコンピレーションである。お洒落なカフェでコーヒーかワインでも飲んで、ホッとひと息……。そんなひとときを優しく演出してくれるBGMとして楽しんでいただけたらと思う。
text by 中村俊夫
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