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ジャケット写真通常盤

2004年1月1日発売

70周年記念企画アルバム第一弾 『テイチクアワー 〜一五一会〜』

ジャケット写真限定盤 2004.1.1/TECN-25948/定価:¥2,619(税抜価格 ¥2,381)/アルバムCD
2004.1.1/TETN-25948/定価:¥2,619(税抜価格 ¥2,381)/アルバムカセット
  1. 津軽海峡・冬景色 / 石川さゆり
  2. すみれ色の涙 / 岩崎宏美
  3. 二輪草 / 川中美幸 
  4. 恋唄 / 前川 清 
  5. トーキョー・トワイライト / チェウニ 
  6. 孫 / 大泉逸郎
  7. 感謝状 〜母へのメッセージ〜 / 島津亜矢 
  8. 花も嵐も / 山本譲二 
  9. 涙そうそう / BEGIN
  10. 珍島物語 / 天童よしみ
  11. どしゃぶりの雨の中で / 和田アキ子 

テイチク創立70周年記念作品!BEGINと10人のアーティストの奇跡のコラボ!BEGINの発明した楽器「一五一会」でテイチクを代表する10人の歌手と名曲の数々を唄い上げます。シンプルな楽器だからこそ、歌の力が生きてくる!比嘉栄昇が心の底から感動したというアーティスト達の「歌力(うたぢから)」。是非お聴き下さい!

※CDのみ初回出荷は「おめでたい 初日の出 ジャケット」(色:赤)付きとなります。
通常はページ上部のジャケット(色:青)仕様となります。



思い起こせばこの2ヶ月ずっとこのプロジェクトに参加してきて、本ッ当に楽しい2ヶ月 間でした。自分達は、元々はハードロックに影響を受けて3人でバンドを始めた連中です。 そんな自分達が、提案はしてみたものの、演歌やポップスの大御所の方々と一緒に音を出 せる機会を与えていただいて、結果的にこんなに楽しいなんて想像もできないことでした。 ロックもジャズもブルースも、そして歌謡曲、ポップス、島唄、演歌、すべてのジャンル はもういらないと思うんです。音楽があって、歌う方がいて、一緒に音を出せば、そんな 壁は越えていけるし、もともと壁なんて無かったんじゃないかなってことも実感しました。 今回のレコーディングでは、自分達が20歳の頃に一生懸命中古のレコードを探して聴いた ブルースを歌っていたブルースマンの方達から得たもの、あの感じと同じものがそれぞれ の歌手の皆さんの中から感じられました。 何よりも勉強になったのは、歌が凄い人達ばかりと一緒にレコーディングしていく中で、 歌でもっていくアレンジ、それを学ぶことができたことが本当に良かったと思います。 「一五一会」メインでアレンジしていくんで、今までにないフレージングやスタイルが必 要になって、いろいろ悩みながら進めていったりしたんですけれど、歌手の皆さんの歌が 入った瞬間、「あ、他に何もいらないんだ。歌だけで全部引っ張っていってくれるんだ」っ ていう感動がありました。そして初めて一緒に音を出す方達との息継ぎや間合い、そうし たものをつかむのに、「一五一会」という楽器に凄く助けられもしました。ポロンッて鳴ら して歌い出すっていう間合いがつかめた時は、演奏が終わった後、自分でも拍手したくな るような感動がありました。自分達がどこに向って音楽をやっていけばいいんだろうって いう視野が凄く広がった気がしています。 この『テイチクアワー 〜一五一会〜』っていう企画は、70年間テイチクを支えてきた、 歌を応援し続けてきた方への「歌の恩返し」みたいなイメージで始まったと思います。ア レンジで「一五一会」っていう楽器を使うっていうのはきっかけに過ぎなく、やっぱりメ インは歌っている歌手の皆さん、そして「歌」自体です。こんな豪華なメンバーが揃って 1枚のアルバムが作れたっていう、それ自体今の音楽業界で一つの事件ではないでしょう か? これから音楽を、楽器を、「一五一会」の世界に入っていこうとされている方々にとって 「歌の宝箱」みたいな作品となってくれれば、と思います。その影響力を自分達も、そし てまだ誰もわかりません。これから先に何か凄いものが待っているアルバムなんじゃない かなっていう期待でいっぱいです。


とても楽しいセッションでした。明るい沖縄の海と空の見えるスタジオで BEGINの皆さんと津軽海峡の雪のイメージを語り合いながら 今まで聞いていただいていた「津軽海峡・冬景色」とは一味違う レコーディングができたように思います。 まさにこれが歌の“一五一会”なんだなぁと、幸福に感じました。 どうぞお楽しみ下さい。


とても楽しいレコーディングでした。まずスタジオに入って一度音合わせをしただけで、 「出来た!」という手応えを感じたほどです。“一五一会”という楽器は、素朴な中にも とても暖かみのある音が特徴で、ある意味BEGINそのものですね。 この楽器が紡ぎ出してくれる切ない音の響きで、「すみれ色の涙」もまったく新しい作品に 生まれ変わったと思います。海の見えるスタジオで、歌ったのも私は初めてで、 日帰りの沖縄も、まったく疲れを感じない最高の思い出となりました。 ありがとう“一五一会”。そしてBEGIN。


山形から沖縄に向かい、空港に降り立ってみればもう冬が近いというのに気温は30度。 BEGINのメンバーとレコーディングを行いたいといわれ、少々緊張しながらスタジオに入ると アットホームな感じが漂っていました。 “一五一会”という初めて見る楽器……独特の響きを奏でる音に、そしてBEGINの若い力を 感じながらレコーディング。 音楽の本質をそのままに、音を楽しみながら、自分の中ではジャンルを超えて一体感のある 「孫」が出来上がりました。


ながいこと歌手をやっていて、初めて同時録音というかたちでレコーディングしました。 最初は緊張していましたが、そのうちスタジオの中にBEGINの方々の醸し出す、 沖縄の風が吹いてきて、新鮮で心地良い二輪草が咲きました。 沖縄の青い空と海と自然のなかで咲いている二輪草を、ぜひぜひ楽しんでくださいネ。


私のまわりにもファンの多い、BEGINと一緒にレコーディングということで楽しみな反面、 歌と演奏の同時録音ということで、とても緊張してスタジオに入りました。 私にとって特に思い入れの深い「感謝状〜母へのメッセージ〜」が、メンバーの皆さんの 寄り添うような演奏のおかげで、より、ぬくもりの感じられる「一五一会バージョン」に 生まれ変わったことを、大変嬉しく思っています。 レコーディング終了後、栄昇さんが目の前で歌って下さった「スタンド・バイ・ミー」、素敵でした。私も一五一会で弾き語りしてみたい! そう真剣に考えています。


「気持ち良かった〜」の一言。今まで味わったことのないレコーディングでした。 BEGINのメンバーと一緒にライブをさせて頂いている感じがして、 自然でどこか懐かしい音色の“一五一会”をバックにゆったりと気持ちよく 歌うことができました。 沖縄の土地柄を感じさせてくれるような暖かさのある「トーキョー・トワイライト」に なった気がしています。(ボサノバっぽいかな?) そしてチェウニにとって“一期一会”という言葉は“一五一会”に変わりました。 実はこの楽器を少し弾かせてもらい、大変気に入ってしまいました。 もしかしたら、私のコンサートで皆さんにご披露できるかも……。


とても新鮮に歌えた「珍島物語」でした。 たまらない緊張感の中で、一回歌い終えると、もう5,6曲歌ったような充実感。 私自身あまり味わったことのないレコーディングでしたが、楽しかったです。 機会があれば、またご一緒したいですね。 一五一会、買います!


今回、初めてBEGINとレコーディングを行いました。 曲は「恋唄」。 この曲はコンサートなどでよく歌っている私の代表曲のひとつですが、 BEGINの“一五一会”によるアレンジは今までとは違い、新鮮な気持ちで 歌うことができました。 是非これを機会に、新たに生まれ変わった「恋唄」を皆様に聞いて頂ければ幸いです。


今回のBEGINとのコラボレーション企画を大変楽しみにしていました。 BEGINのメンバーも皆温かくて、レコーディングも楽しく出来ました。 「花も嵐も」はテイチク移籍第一弾の曲で、自分の宝物です。 これからもオリジナルと合わせて大切に歌ってゆきたい思います。 是非これを機会に“一五一会”によるよるアレンジで生まれ変わった「花も嵐も」、 皆様に聴いて頂ければ幸いです。


今回の企画に参加させていただきまして、本当に嬉しいです。 実を言うと、BEGINの皆さんにカッコ悪いところも見せられないし、 いつものレコーディング以上に、前の晩から摂生して臨んだのです。 楽器のことはよく判りませんが、初めてBEGINのアレンジを聴いたときに、 三十数年前に大阪でバンドをやっていた頃を思い出し、血が騒ぎました。 同時録音もやはり三十数年ぶりなので、とても新鮮で、 気楽な中にも緊張しながらのレコーディング。音と音の間から息遣いが感じられて、 レコーディングというのは本来こういうものだと強く感じました。 シンプルかつブルージーな「どしゃ降りの雨の中で」になったと思います。 こんなに気持ちよく歌えたのも久しぶりです。 もし私のレコーディング日記があるとすれば、ベスト5に入るレコーディングとなりました。

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

70th Anniversary たくさんの「!」をお届けします。

テイチクロゴ