Shi-Shonen
"Very Best of NON-STANDARD" Series
Singing Circuit
商品データ | TECI-1480 | 定価:¥1,980(税抜価格 ¥1,800) | アルバムCD(SHM-CD) |
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細野晴臣が1984年にスタートさせたノンスタンダード・レーベルの作品の中から重要作10タイトルをセレクトし、SHM-CD仕様で再リリース!!
戸田誠司、福原まり、渡辺等、友田真吾によるShi-Shonenが、1985年にノンスタンダードに移籍し、同年5月にリリースした1stフル・アルバム。モダン・テクノポップ・バンドとして活動してきた彼らの作品の中でも、本作は青春テクノ・ポップの歴史的名盤と言われる代表作。
CD
Lovely Singin' Circuit
デジタブル・イン・ベッド
N-S マグネティック
Bye-bye Yuppie
HOLONIC
嘆きのシステム
リップ・ビーズ
ラジコン童
水の写像
L.S.I.C.
"Very Best of NON-STANDARD" Series リイシュー・スタッフ
総監修・デジタル・リマスタリング
企画監修
リイシュー・デザイナー
シリーズ構成
以下の文章は、2001年11月22日にこの10Wを再リリースした際の資料です。
今回、SHM-CDで再発するにあたり資料作成者である土橋一夫氏(シャイグランス)の了解のもと、一部を手直しした上で掲載しています。
このシリーズの概要
YMOを散開(=解散)した細野晴臣が、テイチクとの業務提携という形で発足させたレーベルが、ノンスタンダードとモナド。はっぴいえんど~キャラメル・ママ / ティン・パン・アレー~YMOと、次々に時代の一歩先を行くサウンドを常に実践してきた細野晴臣が、80年代中期のJ-POPSシーンにおいて、さらに新たな実験精神を次々と発揮した場となったのが、これらテイチクでのレーベルだった。
"多くの人々に支持されながらも、作り手側の感覚が標準化されていない音楽" の制作を目指したノンスタンダードと、"一切の制約を受けずに非標準的な音楽作りを目指す" モナド。この2つのレーベルは、こうした似て否なるコンセプトを持って設立された。YMO時代からの流れであるテクノ・ポップに加え、アンビエントや環境音楽など、細野の時代の一歩先を行く感覚はこの2つのレーベルで遺憾なく発揮され、また鈴木惣一朗率いるワールドスタンダードや越美晴、ミカド、アーバン・ダンス、細野のユニットであるF.O.E、福原まりや後にフェアチャイルドで活躍する戸田誠司が在籍したShi-Shonen、小西康陽や高浪慶太郎を擁するピチカート・ファイヴ、後にオリジナル・ラヴで活躍した木原龍太郎や東京スカパラダイスオーケストラの冷牟田竜之らが参加のブルー・トニックら、90年代以降のJ-POPSシーンを支える優秀なミュージシャンを多数輩出している点でも、見逃せない。
さて今回リイシューするのは、ノンスタンダード・レーベルの作品の中から選りすぐった10タイトル。2000年3月に細野晴臣の過去の仕事の集大成である『HOSONO BOX』(リワインド / ビクター)が発売され大きな話題となったが、今回の10タイトルにも80年代の細野晴臣を語る上で重要な作品が多数含まれている。最近店頭では多くのリイシュー盤を見かけるが、本シリーズはそれらを十分参考にし、丁寧な作りと音の良さ、そして資料的な付加価値で長く愛される商品を目指すものである。
このシリーズの特徴
SHM-CDとは?
通常のCDとは別種の液晶パネル用ポリカーボネイト樹脂を使用することにより素材の透明性をアップ、マスター・クオリティに限りなく近づいた高音質CDです。