オムニバス[TOKYO ムーディー・ナイト:TECH-25003]
商品情報
- オムニバス
TOKYO ムーディー・ナイト - 2004-04-21 / TECH-25003 / 定価:¥2,619(税抜価格 ¥2,381) / アルバムCD
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おなじみのカラオケ定番曲からレアな隠れ名曲まで、昭和ムード・コーラス歌謡の多彩で新鮮な魅力を検証する画期的コンピレーション!!
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ブエナス・ノーチェス・東京
鶴岡雅義と東京ロマンチカ -
波止場
高見 順とシャディー・モルト -
夜毎の誘惑
内山田 洋とクール・ファイブ -
しあわせなのよ
松平直樹とブルーロマン -
あなたのとりこ
敏いとうとハッピー & ブルー -
夜霧のブルース
バッキー白片とアロハ・ハワイアンズ -
二人の世界
トリオ・カバジェロス -
粉雪のラブレター
鶴岡雅義と東京ロマンチカ -
夜は流れる
古谷 充とザ・フレッシュメン -
飲んだっていいじゃないさ
ジャンゴ松井とザ・エックス -
恋占い
南 有二とフルセイルズ -
星降る街角
敏いとうとハッピー & ブルー -
サンセット・ブルース(夕映えのブルース)
栄はじめとミラクル・セブン -
恋する東京
鶴岡雅義と東京ロマンチカ -
男と女の合言葉
松原 隆と東京エコーズ -
夜の虫
南 有二とフルセイルズ -
恋のナイトスナック
松平直樹とブルーロマン -
ダウンタウン横浜
津江不二夫とコンソルティーノ -
夏の晩夏
内山田 洋とクール・ファイブ -
東京で恋をして
鶴岡雅義と東京ロマンチカ -
わたし祈ってます
敏いとうとハッピー & ブルー -
夜のビギン
バッキー白片とアロハ・ハワイアンズ -
涙の東京
三枝 伸とデイ & ナイツ
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ブエナス・ノーチェス・東京
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- 商品解説
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"ムード・コーラス" という言葉からイメージするものというと、夜のネオン街、場末のクラブといったところか。
昭和歌謡の一大ジャンルとして君臨し、昨今では、我が国が誇るラウンジ・ミュージックの一種として再評価の気運もあるムード・コーラスだが、その歴史を切り開く立役者となったのが、先頃急逝した和田弘率いるマヒナ・スターズである。
もともとハワイアン・バンドとして活動していた彼らが、フランク永井に代表されるムード歌謡をバンド演奏 & コーラス化して(このあたり、ロックン・ロール / R & Bをコンボ・バンド・スタイルで料理したビートルズと似ている)人気を集めたことが、ムード・コーラス時代の幕開けとなるわけだ。昭和40年代に入って、「知りたくないの」のロス・インディオス、「ラブユー東京」の黒沢明とロス・プリモス、「小樽のひとよ」の鶴岡雅義と東京ロマンチカ、「長崎は今日も雨だった」で鮮烈なデビューを飾った内山田洋とクール・ファイブという "ムード・コーラス四天王" が登場し、彼等の活躍により、ムード・コーラスの一大ブームが到来。
ヒット・チャートの主役の座を明け渡したGS勢の中にも、ムード・コーラス路線へ転向するバンドが続出し、「別れても好きな人」のオリジナル・アーティストとなった後期パープル・シャドウズや、本CDにも収録された「涙の東京」の三枝伸とデイ & ナイツ、現在、作曲家として活躍中の馬飼野康二が在籍していたブルー・シャルムなどのように、GSとムード・コーラスの境界線上に分類されるグループもあったほどである。本CDは、そんなムード・コーラスの新しい愉しみ方を提案するコンピレーションである。
マヒナ・スターズのルーツとなったバッキー白片とアロハ・ハワイアンズ、レキント・ギターが特徴の鶴岡雅義と東京ロマンチカ、そして70年代ムード・コーラスの雄、敏いとうとハッピー & ブルーなどを擁したテイチク及びユニオン音源や、レーベルを超えて四天王のひとつ内山田洋とクール・ファイブの作品の中から、もともとラテンやハワイアンなど洋楽系バンドだった彼らの出自に着目して、ポップ色の濃い作品をセレクト。
日頃ムード歌謡などとは縁の無いリスナーにも違和感なく楽しめる一枚となっている。text by 中村俊夫
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